京セラドキュメントソリューションズ(モスクワ)での 1 day インターンシップ

モスクワ留学中の派遣学生に対するインターンシップが2018年11月21日、KYOCERA Document Solutions Russia LLC 様のご協力で実施され、10名が参加しました。

人事総務課長の Ekaterina Ivanova さん

はじめに人事総務課長のEkaterina Ivanova さんからロシア語で京セラグループや京セラドキュメントソリューションズについて説明がありました。同社は世界中に支店を持ち、複合印刷機のハードだけでなくソリューションを提供していくことに事業の特徴があること、ロシア法人はヨーロッパ地域に入り、47人と規模は大きくないものの、実績を伸ばしているというお話がありました。

社長の内倉さん

次に本学OBでロシア法人の社長をされている内倉さんからロシア語を使って海外で仕事をすることについてお話を伺いました。学生一人ひとりが何に関心を持って勉強しているかを話し、それに内倉さんがコメントする形で進めました。内倉さんはロシアでのご勤務が約20年と長く、またいろいろな業種の仕事を経験されているので、印象に残るお話をいろいろ伺うことができました。

話を聴く学生たち

参加した学生のレポートの一部をご紹介します。

・日本人の勤勉さとロシア人の仕事に対する考え方はもちろん違いがある。ロシア人の場合、雇用契約の内容が日本よりも綿密に定められており、自分の仕事はこなすが、自分の担当でないものは断る。日本人特有のあいまいなイエス、ノーはロシア(日本以外)では用いられない。ロシアで働くということは、いくら日本の企業だといっても、現地の環境だけでなく、一番の企業財産である人材も、ロシア人という、いわばこれまで慣れていなかった相手と、さまざまに活動していかなければならない。

 ・社長のロシアへの適応力をはじめとする人格面に最も感銘を受けた。20年以上ロシア在住とのことだったのですが、ロシアの文化への妥協やロシアの文化から学ぼうという意識がなければ、それほど長い間在住することもできなかっただろうし、ロシア人社員との関係を良好に保つことも困難なはずである。自分自身、将来日本企業の外国支店で働く可能性もあると思っているが、自国の日本文化と現地の文化との間を上手に使い分け、折り合いをつけることが、海外駐在員には必須なのだと感じた。

・私は日本の企業に就職し、転勤して海外で働きたいと思っており、そのことを話したところ、内倉さんからアドバイスを頂くことができた。内倉さんは、企業が海外に送りたいと思う人材は語学力よりもまず”仕事ができる人”であると仰っていた。仕事ができる、有望な人材なら会社は語学研修に行かせて語学力を磨かせることができる。一方で仕事ができるというスキルは研修等で磨けるものではない。内倉さんの考える”仕事ができる人”の定義の一つは、自社の製品やサービスを自分自身が気に入って、その良さを見出せることだそうだ。”好きこそ物の上手なれ”という言葉を内倉さんも引用していたが、自分の会社の売りを良く理解し、愛情を持って働くことが、仕事ができる人なのかもしれないと思った。

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*インターンシップ実施概要

実施日時:2018年11月21 日(水)15:30-18:00
受入先:KYOCERA Document Solutions Russia LLC
実施場所:KYOCERA Document Solutions Russia LLCオフィス
       (Building 2, Schepkina Str., 51/4, Moscow, Russia, 129110)

ご対応(敬称略)
内倉 真和 Mr. Masakazu Uchikura, General Manager
Ms. Ekaterina Ivanova, HR & General Administration Officer
参加人数:10名
熊谷有佳、安東諒祐、三栖大明、野口貴宏、魚住光泰、柴田紗英、大塚菜央、
根本茜、阿部大志(以上派遣留学生9名)、松下真琴(休学留学中)

スケジュール
15:30-16:00 Ms. Ekaterina Ivanovaによる会社の概要、業績
16:00-17:40 内倉さんと懇談
17:40-18:00 オフィス・ツアー