大学・企業訪問記(ペテルブルク・モスクワ)

2017年11月、「大学の世界展開力強化事業(ロシア)」を円滑に進めていくため、本事業の推進責任者である沼野恭子教授と事業コーディネーターである新井滋特任教授が、ロシアの交流協定校6校のうち5校を回り、本学のプログラムへの一層の理解とご協力を要請しました。また、参加学生にインターンシップの機会を提供するという本事業の「使命」を全うするため、主として本学の卒業生が活躍している在ロシア日系企業を訪問し、インターンシップの具体的な内容や日程について相談しました。
同時に、協定校であるモスクワの高等経済学院にはTUFSグローバル・ジャパン・オフィス(GJO)を設置させていただくことになり、林佳世子副学長ほか本学代表団が訪れて開所式を行いました。以下に詳細を報告いたします。

11月16日(木)サンクト・ペテルブルグ
沼野教授が第6回ペテルブルグ国際文化フォーラムのラウンドテーブル「2つの世界、2つの言葉、1つの海 – ロシア文学と日本文学の意味」にパネリストとして参加。
新井特任教授は日本センター・ペテルブルグ支部を訪問し、松原斉氏(本学ロシア語卒)とインターンシップの具体的な方法について打ち合わせ。

11月17日(金)サンクト・ペテルブルグ
沼野教授、新井特任教授が、ジェトロ・ペテルブルグ事務所を訪問。宮川嵩浩所長(本学ロシア語卒)と今後のインターンシップについて打ち合わせをした。

その後、経営コンサルィング会社 MTC Japan を訪問し、牧野寛氏(本学ロシア語卒)とインターンシップの具体的な進め方を話し合う。

11月20日(月)サンクト・ペテルブルグ
沼野教授、新井特任教授が、サンクト・ペテルブルグ国立大学を訪問。アレクサンドル・フィリッポフ日本学科長、リアラ・フロノプロ日本学科准教授らと話し合い、「世界展開力事業(ロシア)」についてより一層の協力関係を築くことで合意。沼野教授は「20世紀初頭ロシアにおけるジャポニスム」と題する講演を行う。ペテルブルグ大学日本語学科の学生や本学の留学生らが聴講した。

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ペテルブルグ国立大学に留学中の本学学生と

11月21日(火)モスクワ
沼野教授、新井特任教授が、ソニー・モスクワを訪問。ロマン・ポターポフ管理部門長、スヴェトラーナ・マリーニナ人事部長、エレーナ・エローホワ総務部長らとインターンシップの内容について詳細な打ち合わせを行う。

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ソニー・ロシアのオフィスにて

沼野教授と新井特任教授が日本センターを訪問。浜野道博センター長よりインターンシップにつき快諾を得るとともに貴重なアドバイスをいただく。

沼野教授と新井特任教授がモスクワ国立大学アジア・アフリカ研究所を訪問。ステラ・ブィコワ日本学科長、ナターリヤ・クルネタ准教授らに世界展開力事業(ロシア)について説明し、今後の協力関係を発展させることを確認。長年、本学の学生がロシア留学で大変お世話になってきたモスクワ大学ロシア語・ロシア文化研究所のワレーリイ・チャースヌィフ氏も同席。ウミダ・アリャクバロワ国際部員とも実務的な協議をする。

11月22日(水)モスクワ
本学代表団(林佳世子副学長、沼野教授、新井特任教授、中川麻衣国際化拠点室専門職員、小林圭子モスクワ・コーディネーター)が日本大使館を訪問。山本敏生公使、梅原弘史一等書記官、髙橋洋江一等書記官に世界展開力事業(ロシア)について説明する。

同代表団がヤマハミュージック・ロシアを訪問し、羽田野哲哉管理部長(本学ロシア語卒)とインターンシップの打ち合わせ。

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ヤマハミュージック・ロシアのオフィスにて

同代表団が 国立研究大学 高等経済学院を訪問し、マリーナ・バタリナ国際協力部長、アンドレイ・フェシュン東洋学科主任、ウリヤナ・ストリジャック日本研究室主任、ソフィヤ・パシーフキナ講師(TUFSグローバル・ジャパン・オフィスのコーディネーター)と世界展開力(ロシア)について協議し、今後の協力・連携体制について確認し合う。日本研究室のドア付近にGJOのプレートを掲げ、開所式を執り行う。特別研修でモスクワ滞在中の鈴木義一教授も同席した。

11月23日(木)モスクワ
本学代表団(林副学長、沼野教授、新井特任教授、中川専職)が、ロシア国立人文大学を訪問。アレクサンドル・ベズボロドフ学長、ヴェーラ・ザボートキナ副学長、ヴェーラ・ポドレスカヤ言語研究所所長、マリヤ・ルコジェリニコワ東洋言語学科長らに世界展開力事業(ロシア)を説明し、今後の協力について協議する。ダブル・ディグリーや共同学位(コチュテル・プログラム)も含め多面的、積極的に推進していくことが確認される。

沼野教授と新井特任教授、小林コーディネーターは、横河電機CISを訪問。岩井信之副社長、斉藤恭央営業次長(本学ロシア語卒)、ヴィターリイ・セルゲーエフ人事部長とインターンシップについて打ち合わせ。

新井特任教授と小林コーディネーターは、三菱電機・ロシアを訪問し、古田浩社長とインターンシップの相談をする。

11月24日(金)モスクワ
本学代表団(匂坂事務局長、鈴木教授、沼野教授、新井特任教授、中川専職、小林モスクワ・コーディネーター)がモスクワ国際関係大学を訪問。エゴール・アンドレーエフ国際部長、ドミートリイ・ストレリツォフ東洋学講座長らに世界展開力事業(ロシア)を説明。今後の協力強化について話し合う。

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モスクワ国立国際関係大学にて

同代表団が国際交流基金・モスクワ日本文化センターを訪問。香西宏所長、坂上陽子所長代理とインターンシップについて協議する。

沼野教授、新井特任教授は、日本センターで行われた日本語交流会「ロマーシカ」を見学する。本学の学生も数名参加していた。